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ある年の大みそか、じいさまは ためいきをついて言いました。
「かさこ こさえて、町さ売りに行ったら、もちこ買えんかのう。」 |
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「年こしの日に、かさこなんか買うもんはおらんのじゃろ。
ああ、もちこも もたんで帰れば、ばあさまが がっかりするんじゃろうのう。」 |
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「そうじゃ。このかさこをかぶってくだされ。」
じぞうさまの数は六人、かさこは五つ。自分のつぎはぎの手ぬぐいをとると、いちばんしまいのじぞうさまにかぶせました。 |
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その夜、
「じょいやさ じょいやさ」のかけ声が・・・。
米のもちとあわのもちのたわら、みそだる、にんじん、ごんぼやだいこんのかます、おかざりのまつなどがありました。 |
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